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2006年05月22日

日野市まちづくり条例

「日野市まちづくり条例」が3月の日野市議会で可決成立

梁瀬 悦司

「日野市まちづくり条例」の素案が昨年の春にでき、パブリックコメントを3度(平成17年4月、6月、平成18年1月)にわたり求め、この3月議会に上程され、全会一致で可決成立した。今年10月1日からの施行で、いよいよ「日野市まちづくり条例」が動き出す。条例で規定されている「まちづくり会議」のメンバーがどうなるのか、実際の運用に向けて心配が多いが、期待するところが大きい。

 この条例の特徴は、開発手続きの規定と「まちづくりマスタープラン」の実現に関する規定に大別できる。守るべきものを守り、創るべきものを創るということである。そして、それぞれの手続きの中で情報公開を組み込んだので、情報の早期入手が可能になった反面、市民も知らなかったでは済まされない点もある。守るべきものには、常日頃から、何が大切なのか発信し、創っていこうとするものである。よい環境を維持することも、まちづくりの重要な側面であるからだ。

 一方、景観ワークショップが開かれ、景観法を意識した動きもある。日野市に環境保全活動をバックアップし、いろいろな仕掛けをと期待したいが、市民のコンセンサスを得てまちの価値を認識することなどは「まちづくり会議」の仕事であろう。

 また、開発計画を立てる前提条件として、環境情報を発信されていると、抑止力となるのではないか。指導担当者の力量に左右されていた、要綱時代のお願い方式から、条例に変わったことの成果を期待したい。今までのように、土地を買ってしまってから、騒いで、その解決に膨大な時間と労力を費やすことは、誰も望んでいない。

投稿者 Ryokucchi : 2006年05月22日 10:49

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